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今日は、前回の講座で作成したワークショッププログラムを試す日です。
今回は、3~4人で構成されたチーム3つ、それぞれ3校のランドセルクラブに届けます。
実践を迎える前に、まずはそれぞれのチームが作成した3つのプログラムについて、受講生同士で、そしてスタッフも参加者に加わって体験しあいます。

1チームずつ終わるごとに、参加者から感想をもらい、こがきょからフィードバック。
プログラムの内容、チームでの役割分担、声かけの言葉…実際に「やってみて」気づくこともたくさんあるようです。
フィードバックの後は、チームに戻って作戦会議に移ります。

ランドセルクラブの子どもたちに楽しんでもらうにはどうしたらいいか、頭をひねりました。
真剣な表情と楽しそうな声が交互に聞こえてきます。
子どもたちと一緒に楽しめたらいいな、というワクワクした気持ちと、もうまもなく本番なのか、というドキドキした気持ちと入り混じっているようです。
各々、作成会議を終え、それぞれの役割を確認して解散しました。

この日は、香川県丸亀市まなび文化課市民会館開館準備室の方が視察に来られました。
私たちと同じく、市民のみなさんに芸術文化に触れてほしいと様々な取組を進めているみなさんです。
実際に、プログラムの実践にも参加いただき、「参加者の方がすごく主体的であったことが、とても印象的でした。より魅力的なワークになるよう楽しみながら試行錯誤する様子から、表現者としてのプライドのようなものを感じました。」とのご感想をいただきました。

数日たち、いよいよ、ランドセルクラブの子どもたちにワークショップを届ける日がやってきました。
今回、お邪魔するのは「大野東小学校」「平野小学校」「下大利小学校」のランドセルクラブです。
10月16日~18日の3日間に分かれて実施します。
当日は、最後に市役所で作戦会議をして、学校へ出発です。

学校に到着し、いよいよ子どもたちとの時間です。
受講生も子どもたちも緊張した面持ちでしたが、受講生が何度も何度も話し合って作ったプログラムを体験するうちに、子どもたちの動きや表情が和らいでいきました。
終わるころには、「楽しかった」「もう終わるの~」「もっとしたい」と、子どもたちがこがきょや受講生の周りに集まっていました。

無事、子どもたちに自分たちの表現を届けることができ、受講生は晴れ晴れとした表情で学校を後にしました。
学校から市役所までの帰りの車内では、「可愛かった!」「楽しかった~」「緊張した~」「子どもの発想ってすごい!」とみなさんお話が止まりません!
ワークショップを進行する中で、悔しい思いや難しいなと感じたこともあるようです。
次につなげるために、最後に今日の振り返りをして、実践は終了です。

今回は、ランドセルクラブのみなさんにご協力いただきました。
ランドセルクラブのコーディネーターさん、支援員さんも楽しんでいただき、普段の子どもたちとは違う表情を発見したようでした。「間違いがない空間が作られていて、それぞれの違いを楽しめました。」「個の良さを認めてもらい、友達の良さも味わえ、楽しい時間を過ごすことができました。」など子どもたちのことを、大切に見守っている様子がうかがえる素敵な感想をいただきました。
ランドセルクラブのみなさま、ありがとうございました。

事業について

<開催日時>
8月9日(金)説明会  
8月31日(土)オリエンテーション   
9月14日(土)ワークショップを知る・作る・試す
9月28日(土)ワークショップを知る・作る・試す 
10月13日(日)ワークショップを知る・作る・試す
10月15日~10月18日 実践
10月20日(日)振り返り

<講師>
古賀 今日子氏(俳優)

主催:大野城市・公益財団法人大野城まどかぴあ  
企画・運営:九州大学大学院芸術工学研究院 長津研究室