私たちの町で起こるささやかなエピソード
令和7年10月19日、北コミュニティセンターにて「わたしが知ってる大野城のはなし北地区の巻」という3回にわたるワークショップの最終回が行われました。
このワークショップは、大野城市の地域にまつわる市民のエピソードを、市民によってラジオドラマにまで仕上げていくというものです。2人の演劇人の助けを借りつつ、話のもととなるエピソードの提供から、声の出演まで、市民の皆さんで行います。
過去にも、東地区、南地区が扱われたものがそれぞれ制作されました。
今回は北地区が舞台。北地区に関わりのある20代~70代の11人の方々が参加しました。
最終回であるこの日には、台本の仕上げとリハーサル、そして1回限りの本番収録が行われました。市民の皆さんの11の小さなお話が短編集のようにつながり、約40分のラジオドラマの完成です。
このラジオドラマに登場するのは、学校で意地悪された子供、夏祭りに家族と出かける母親、頼まれると断れない男性、大雨の後に帰宅する学生など。お話はどれも、なにかすごく特別な人が登場したり、なにかすごくドラマティックな展開があったりするわけではありません。
けれども、私たち一人ひとりの日常の延長線にあるような、ささやかでちょっとした、でも確かにずっとその人の心に残っている、そんな小さなお話たちです。
それらは決して退屈ではなく、同じ町に住む私たちのお話なのだと、聞き手の私はゆっくり引き込まれていきました。聞き終えて、皆さんの心の奥にある大切なエピソードを教えて貰えた気がして、嬉しく感じました。
同じ町の、誰かは知らないけれど、きっと、すぐとなりにいる人のお話。
皆さんも、是非聞いてみてください。今後、動画配信サイトで配信される予定です。
レポーター:あじさい
ドラマを作り上げた 人の力、まちの力、そして芸術の力 「大野城北地区放送局」
えっ、なに?このクオリティ!
プロの声優さんばっかりじゃない!?
大野城市コミュニティ文化課主催の「ツナグトレポーター養成講座」の受講生、えりこです。
2025年10月19日(日)に見学した「わたしが知ってる大野城のはなし 北地区の巻:おしゃべりワークショップ」最終回の後半の様子をレポートします。
このワークショップは、北地区にお住まいの方が街のことについて語り合い、それぞれの思いや思い出を1人1話のラジオドラマにまとめ、自分たちの声で収録するというものです。
ドキドキしながらワークショップ兼ドラマ収録会場の扉を開け、そーっと音を立てないように入ります。進行役の俳優、古賀今日子さんと劇作家・俳優の田坂哲郎さん、受講生のみなさんが円形に並べられた机に着いて、最初で最後のリハーサル中。緊張感漂う中にも和やかさが感じられます。
なかなか見る機会のない、ラジオ収録。会場の冷房がキンキンに効いているように感じられたのは、私の方が緊張していたからかもしれません。
リハーサルが終わると机はどかされ椅子だけの輪になり、輪の真ん中にマイクが設置されました。
スタッフや、受講生のご家族と思われる子どもたち、ツナグトレポーターが見守る中、一発録りの収録が始まります。
「大野城北地区放送局」から宇宙に向けて発信する想定で、古賀今日子さんの語りから受講生による各ドラマのハイライト、全員での呼びかけ、そして本編が始まりました。
ドラマは11話。
「大好きな憩いの、あの場所」
「子の思い、親の思い」
「断れない男」
「牛の首」
「祭りの洗礼、肉の味」
「まさがラッパーになりそこねた話」
「あんときの転校生」
「22本の夢のなる木」
「大野城エイサー物語」
「子どもたちの愛」
「わが道」
よく通る声とテンポの良さ。補習もなく、わずか3回のワークショップで作られたとは思えない、情景が鮮やかに浮かび上がるラジオドラマ!見学の間じゅう驚きと感動の連続でした。
ひとつ後悔しているのは、話の情景に浸ろうと、ときどき目をつぶって聴いたこと。見学後の他のレポーターの方の感想で聞いた「最終話の〇〇の場面(ネタバレするため割愛)で、みんながアイコンタクトで声を合わせていた」のを、見逃してしまっていました。
それはさておき、屋上に口径20cmの大望遠鏡がある北コミュニティセンターから発信されたラジオドラマ。きらめく11個のドラマが星となり「北コミュ座!?」という星座となって夜空に輝き始めたようでした。
ドラマの舞台となった大野城というまち。このまちを愛し、日々を力いっぱい生きている人たち。講座進行されたアーティストの方。この場を用意された関係者の方。そして、これらの力をラジオドラマという形に結晶させた芸術の力。
いろんな力が集まってできたラジオドラマ。
*まちをめぐる40分のドラマを、星座を辿るように、ぜひ、聴いてみてください。*
レポーター:えりこ
ラジオドラマ制作現場見学
あなたはラジオドラマに出演した経験がありますか?
ひょっとして何かの収録現場を見学したことがありますか?
ラジオドラマに出演経験のない私が、10月19日日曜日大野城市役所主催の市民ラジオドラマ制作現場を見学した。出演と製作者は北地区に在住の(20代から60代?男性5名女性6名)、「おしゃべりワークショップ(全3回)」受講者と2名の講師の皆さん方。会場は北コミュニティセンターの広い視聴覚室で、出演者と私たち見学者は少し離れて座りました。
張り詰めた緊張感に包まれた読み合わせの後に、マイクを取り囲み13名が椅子に座って収録本番が開始される。
出演者の体験を通して組み立てられたドラマを聞くと、大野城市民なら思い当たるところが色々あって面白い。私が「継続は力なり」と解釈したドラマの一つを紹介します、大野城市「創作エイサー踊り」由来は20年以上前にさかのぼる。芸術の魅力に触れて発動された情熱や思いは、知らないうちに仲間を誘い引き継がれていくのだと思う。
全体で約40分のドラマを聞いて初めて知った事実や同感もあり楽しい時間だったが、それ以上に驚いたのが2週間という短い時間でドラマを完成させたという事実だ。
ラジオドラマは近日中に、大野城市芸術文化情報サイト「ツナグト」で公開予定です。
来年2026年収録計画は中央コミュニティセンターと聞きました、あなたの出演を待っていますよ。
レポーター:かわたくん
※本記事の情報は2026年3月26日時点のものです